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家庭で幼児教育

幼児教育といってもその種類は多く、いわゆるお教室に通うものや自宅で行うもの、また生活の中で行う読み聞かせなども一種の幼児教育だといえるでしょう。ここでは、自宅で行う幼児教育についてですが、その多くは通信教育のように自宅に教材やDVDなどが届いて、それを親と一緒に行うというものです。生活習慣に取り入れることができるものも多く、毎日行うことによって子供が身に付けやすいというのがメリットです。また、お教室のない地方などでもしっかり幼児教育を行うことができるのも魅力です。子どもは覚えも早いですが、興味の幅が広いために忘れてしまうことも多く、週に1回教室に通うよりも自宅で毎日行うほうが身に付きやすい場合もあります。親としても、子どもと過ごす時間をなんとなく遊びながら過ごすよりも、少しでも脳の発達に役立つようにしたいと思うのは当然でしょう。実際には、3歳以前の子ども向けの幼児教育はほとんどが遊びながらいろいろなことを身に付けるというもので、子どもにすれば遊んでいるという意識しかないと思います。教材と言っても、おもちゃやDVD、絵本などが中心で、親に向けた冊子などにはこの時期の子供への働きかけのアドバイスなどが記載されています。どの幼児教育を選ぶかにもよりますが、多くのものは特に特殊なおもちゃなどを使うわけではなく、月齢や年齢に応じてその時期に最も有効なおもちゃを与えられるのが魅力です。親としてはおもちゃ屋さんでおもちゃを買うにしても、少しでも子どもの成長に役立つものを買いたいですよね。しかし、どれがほんとに子どもにとってよいのかを判断するのは難しいものです。幼児教育の通信講座などでは、細かく年齢を分けてその時期に合ったおもちゃを専門家が選んで送ってくれるので、親としても安心感があるのではないでしょうか。
また、言葉の発達とともに身に付けておきたい音感などは、毎日適切な音楽などを聞き続けることが大切。そういった意味でも、自宅で毎日できる幼児教育は、子どもにとっても親にとってもとても便利なシステムです。英語の発音なども、幼児期に英語を身に付けるかどうかで大きく違ってきますが、これは語学に適した「耳」を育てられているかどうかが大きなポイントですから、音に関する訓練はぜひ行っておきたいものです。
ただし、自宅で行う幼児教育は、親がどれだけ時間をとって関わることができるかで、効果が大きく違ってきます。なんとなく取り寄せているだけではほとんど効果は望めず、ただの自己満足に終わってしまいかねません。忙しい育児の合間に幼児教育というと難しく思うかもしれませんが、ほんの数年間のことですし、遊びながら生活に取り入れていき、親子のコミュニケーションツールとしても役立てていけるといいですね。

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