公文式
公文式というと、小学生が通うようなイメージを持つ人が多いかもしれませんが、実は0歳から公文式のクラスはあります。ただし、2歳までのクラスは学習というよりも、遊びながら数や文字に触れることで楽しく学ぶ習慣をつけていくことが目的です。自宅での歌や読み聞かせを目的とした教材と、月1回教室でのサポートがセットになった「Baby Kumon」もあるので、はじめはそこからスタートするのもいいかもしれません。
3歳になると、こくご、さんすう、えいごの3つの教科から選んで通う通常の公文式の学習が始まります。入学前に公文?と思われるかもしれませんが、実際には現在公文に通っている子どもの70%は入学前から公文を始めており、決して早すぎるということはありません。もちろん、はじめから難しい計算などをするわけではなく、もじの練習やさんすうの基礎などから始めます。公文式は、学年や学習内容によって時間帯が違うわけではなく、何教科受講していても週2回教室空いている時間ならいつでも行っていいのが便利なところです。教室に着くと、その日の教材を受け取り、自分で取り組んで先生に提出するとその場で採点されます。間違いがあれば訂正して100点になるまで行い、宿題を受け取って終了です。時間も決まっておらず、その日の課題が終われば終了なので、子どもによって行く時間も帰る時間もまちまちですし、2教科受講している場合には同じ日に課題を2つすることになるので1日の受講時間は長くなりますが、週2日というのは変わりません。時間が決められていないので、他の習い事と両立しやすいのもいいですね。
はじめのうちは、簡単な課題になりますが、それに対して先生が丸をつけて100点の文字を書いてくれることで、子どもは達成感を感じることができますし、宿題を持ち帰るので毎日少しずつでも机に向かう習慣が身に付きます。教室によって開講している時間や曜日が違うので、まずは近くにどんな教室があるのかを調べているといいですね。教室見学や、夏の特別学習など1ヵ月の体験教室(有料)もありますので、興味がある人は申し込んでみてはどうでしょうか。